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エグゼクティブ人材とは

転職市場で使われている「エグゼクティブ人材」や「ハイクラス人材」といったキーワード。グーグルで「エグゼクティブ 求人」と検索すると約356,000件、「ハイクラス 求人」では354,000件もヒットするほど一般的な言葉になっています。近年、転職市場ではエグゼクティブ・ハイクラス人材を求める企業が増えていますが、実際にどのような人材をエグゼクティブやハイクラスと呼ぶのでしょうか?

エグゼクティブ層の定義

人材業界で一般的な「エグゼクティブ層」という言葉ですが、実は明確な定義はありません。「executive」という単語は「(管理・経営などで)実行する・実行力のある」という意味で、その派生として「(企業の)役員・管理職者・経営者」といった意味があります。そのため、一般的には「ビジネスにおいて経営的な視点を持って業務を遂行できる人材」、いわゆるCEOやCTO、COOのような経営幹部層をエグゼクティブ層と呼んでいます。

また、上記のような経営幹部層の多くは、前職で部長以上の役職に就いているケースが多いため、高い能力を有する部長以上の役職を指す言葉としても浸透しています。

ハイクラス層の定義

エグゼクティブ人材と同様に使われているハイクラス人材にも明確な定義はありません。求人サイトなどでは「年収800万円以上」「年収1,000万円以上」のように表現されますが、必ずしも年収で決まるわけではありません。ただし、役職や経験に比例して年収も高くなりますし、わかりやすい基準として転職エージェントや人材紹介会社では、上記のような年収でハイクラス層を差別化するケースが多くなっています。

エグゼクティブ人材と出会うには

部長以下の中間管理職、一般的に「ミドル・マネジメント」「ミドル層」と呼ばれる人材であれば、転職サイトを通して出会える可能性もあります。しかし、エグゼクティブ層やハイクラス層は、一般的な企業の社員の1割前後と言われています。さらに転職となれば、非常に希少価値が高い存在です。

また、エグゼクティブ人材を求める経営者の方々には、「海外事業部を立ち上げたい」「営業組織を立て直したい」「管理体制の見直したい」「将来的に経営を任せたい」などの明確な採用目的があるはずです。そこで、マネジメントスキルや経験に加え、目的にマッチした専門性が求められます。

そのためエグゼクティブ求人の場合は、専門の転職エージェントを利用したり、ヘッドハンティングを行ったりすることが主流になります。企業の経営戦略を理解し、ビジネスにおける課題を把握したうえで、入念なリサーチや人脈から候補者を見つけることでマッチングを図るわけです。

なかには、転職エージェントを使うほどでもないとお考えの経営者の方がいるかもしれませんが、経営に関わる人材を採用するのですから大きなリスクが伴います。また、数多くの採用活動を行われてきたのであれば、採用の大変さもご理解いただけるでしょう。面接には時間やコストもかかり、本業である経営の大切な時間を削らなければいけません。それらのロスを考えれば、転職エージェントやヘッドハンティングは十分に有効な採用手段のひとつと言えます。

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