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自社の強み、将来性を明確化するSWOT分析で採用力アップ

採用活動では欠かせない「人材要件」や「求める人物像」ですが、「こんなスキルや経験の持った人材がほしい」「部長以上の経験がある人材がほしい」「積極性があり、自立した人材がほしい」のように、条件ばかりを発信してもよい採用にはつながりません。

まずは自社の強みや弱みを理解し、求める人材に対してメリットを伝えることが重要です。これは採用に限らず、経営という観点でも大切。そこで今回のBOND NEWSでは、経営分析の基礎として使われている「SWOT(スウォット)分析」を活用した、採用力を高める手法についてご紹介します。

自社分析のフレームワーク「SWOT分析」とは

SWOT分析とは、企業における戦略策定やマーケティング戦略、営業戦略や採用戦略などを検討する際に用いられるフレームワークです。企業や事業の現状分析に用いられ、内部要因である「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」と外部要因である「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の4つの頭文字から「SWOT分析」と呼ばれています。

採用活動では、人材要件(=ターゲット)や求める人物像(=ペルソナ)が重要ですが、それだけでは不十分。自社の魅力を効率的に発信するために、自社分析が必要不可欠です。その手法としてSEOT分析が用いられます。

採用活動でSWOT分析を活用してみましょう

経営戦略やマーケティングの現場でも使われているSWOT分析ですが、今回は採用戦略という観点からご説明します。イメージしやすいように、とある電子部品の製造を行っている企業を例にSWOT分析をしてみたいと思います。

Strength -強み-

・数多くの有名メーカーとの取引がある
・10年連続で黒字経営を達成している
・独自技術があり、高いシェアを誇る
・高い技術力を持った社員が揃っている

Weakness –弱み-

・下請け仕事が多く、ブランドの認知度が低い
・事業がひとつしかなく、将来の展開に不安がある
・新規事業を展開したいが企画力に不安がある
・技術者は育っているが、幹部層の育成が進んでいない

Opportunity –機会-

・スマートデバイスの普及で、今後さらに市場拡大が望める
・電子機器の小型化が進んでいるので、高い技術力が求められている
・国内はもちろん、アジア圏をはじめとした海外市場が成長している

Threat –脅威-

・海外企業が流入し、価格競争が激化している
・技術者の不足により、採用市場が激化している
・海外から日本の技術者のヘッドハンティングが増えている

あくまで架空の企業を例にしていますが、SWOT分析をすることで「何が強みなのか」「どう伝えればよいのか」がわかります。もちろん、求める人物像によって発信すべきメッセージは変わりますが、採用活動で打ち出すべきポイントが見えてくるはずです。

安定した経営地盤で挑戦したいエグゼクティブ・ハイクラス層がターゲットなら
「10年連続で黒字、大手企業との取引多数」
「独自技術があり、将来的に有望なスマートデバイス分野での成長」
「新規事業に積極的で、技術力を活かした新たな分野への挑戦」
といった強みと機会を積極的に発信することで、他社との差別化が図れ、採用市場でも自社の立ち位置が明確になるでしょう。

自社だけではなく、競合も意識しましょう

SWOT分析は、自社分析だけのツールではありません。競合他社に当てはめることで、ウィークポイントを知り、検証するツールとしても使えます。自社を知り、他社を知ることで採用市場や社会の中でも自社の位置関係を把握し、価値を示すことができます。

エグゼクティブ・ハイクラス層の人材紹介を得意としているボンド・アソシエイツでは、経営者・採用担当者の皆様と二人三脚で、自社分析から採用のサポートをしています。ぜひ、採用活動でお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

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