BOND NEWS ~人材の今を見る、業界の明日を知る~

採用が困難な今だからこそ求められる、中途採用向け採用計画

「新卒採用は人材育成」「中途採用は人材補充」というイメージが今でも根強く、中途採用で採用計画は不要と考えられている方も多いのではないでしょうか? しかし、優秀な人材の確保が困難な今だからこそ、中途採用であっても戦略的な採用計画の立案が必要不可欠です。こちらではエグゼクティブ・ハイクラス人材を獲得するために求められる採用計画の立て方をご紹介します。

採用計画は経営戦略に基づいて立案しましょう

中途採用の場合、「欠員を補充するために人材を確保したい」「新規事業のために急遽経験者が必要になった」のように、どうしても場当たり的な採用活動になってしまいがちです。しかし、すぐに活躍できるようなスキルと経験を持った人材は、競争率も高くそう簡単に採用することはできません。

では、なぜ場当たり的な中途採用活動になってしまうのでしょうか? その要因として、「経営計画や事業計画が明確になっていない」「経営戦略と採用戦略を別々に考えている」「人事部門と経営部門、各事業部門の連携不足」などが挙げられます。

採用計画は経営計画や事業計画にもとづいて作成する必要があります。そのため、根底にある経営戦略が定まっていないと正確な採用計画を立案できません。また経営戦略が各部門で共有されていなければ、各事業部門が求める人材にもズレが生じ、実際に採用活動を行う人事部門でも混乱が起きるでしょう。そこで採用活動を実施する前に経営・事業計画を明文化し、各部門に共有することが非常に重要です。

採用計画を立てる前に各部署の状況を判断します

具体的な採用計画の立て方についてご説明します。まず、採用計画を立案するうえで自社の人員構成(人数)を正確に把握する必要があります。例えば部署別・年齢別に人員構成をまとめてみるとよいでしょう。「どの部署で中堅社員が不足しているのか」「5年後にどのような人員配置になるのか」「出産や育児で休暇を取得する可能性のある社員はいるのか」など、中長期的な課題が見えてくるはずです。

部署別・年齢別人員構成表をもとに3年後、5年後、10年後の人員配置をシミュレーションすれば、獲得すべき人材をある程度予測できます。さらに離職率データと重ね合わせることで、より現実的なデータを得ることができ、どのポジションを強化すべきか明確になります。

経営計画や事業計画を重ねてシミュレーションしましょう

次に「各事業の目標予算」「新規事業の計画」「営業所・支店の展開」などの経営戦略・事業計画を部署別・年齢別人員構成表に重ねていきます。例えば5年後に営業所を3箇所増やす計画であれば、最低3名の所長候補を確保する必要があります。また1年後に新規事業を立ち上げるのであれば担当者やその後任を選定し、採用すべき人材を検討することもできます。

現在の社員の成長を考慮しても、所長や新規事業を任せられる人材がいないようであれば、経験・知識を持ったエグゼクティブ・ハイクラス人材の採用計画を立てることになるでしょう。このように事業計画と採用計画が連動しなければ、より効率的に経営戦略を立てることができるのです。

明確になった採用ターゲットに対してアプローチをしましょう

採用計画を作成すれば目的・ターゲットが明確になり、求める人物像も明文化できます。結果として採用活動ではターゲットを絞ったアプローチができ、紹介会社・採用エージェントにも求める人材と採用したい次期を正確に伝えることができます。すると採用マッチングも向上し、求める経験とスキルを持った人材に出会える確率も高まります。

採用計画一つで人材確保の確立は大きく変わるものです。BOND NEWSを運営しているエグゼクティブ・ハイクラス層に特化した人材紹介会社「ボンド・アソシエイツ」では、採用計画の作成方法なども含めて、皆様の採用活動のお手伝いをしております。

BACK NUMBER
エグゼクティブ求人の基礎知識
業界動向

Copyright © Bond Associates inc. All Rights Reserved.